
有担保融資の中には、不動産以外のものを担保として認めるプランも存在する。担保となるのは、預金や有価証券、株券、ゴルフ会員権といった、現金もしくは現金に匹敵する財産がまずあげられる。この中でも、最もその価値が安定して評価されるのは預金である。これは、現金なら急激なインフレが起こらない限り、その価値は安定しているからである。他の種類の担保としてあげられるのは、自動車のような高額な商品、その他資産価値のある物品など、いわゆる「動産」と呼ばれるものである。動産担保融資の対象となったものは、質権と呼ばれる。このことは、昔ながらの質屋での金銭と商品の流通を思い浮かべれば、イメージしやすい。動産担保は、借り入れをする事業が扱う製品なども対象になる場合がある。いずれにしても、金利が低いこと、そして返済期間を長く設定できることが、有担保融資の最大の利点である。しかし注意しなければいけないのは、有担保融資では抵当権設定費用と呼ばれる諸経費が余計にかかることである。無担保では必要のない経費であるので、この費用を追加してもなお、有担保で借り入れする方が返済面で有利かどうか、よく見極める必要がある。
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